こんにちはー 駆け出しブロガー らーきいです。
本日はB’zの1993年6月にリリースした、13枚目のシングル、裸足の女神を独自に解釈、解説したと思います。この時作詞者稲葉さんは28歳。
ウィキペディアによれば松本さんはこの曲について「前作『愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない』がマイナー・メロディのB’zサウンドの王道を極めているとしたら、この曲はメジャー・コードの僕らのすべてって感じかな」と語っているそうです。全作がロックな感じだったのに対し、裸足の女神では歌詞、メロディーともに優しい感じなりましたね。
結構この歌詞の解釈は面白い部分もあって、よくよく見てみるとなかなか不可思議な歌詞です。そんな裸足の女神ですが早速解釈していきましょう！ 最後はブログ主の想像が膨らんでしまっているのですがよろしくお付き合いください！
（著作権の関係により歌詞の表示が基本的にはできません。 以下の太文字””くくりにあたる部分は出典: 裸足の女神 /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 からの引用です。）
1番メロ (どれだけ泣けば朝が包んでくれる～）
その女性は大きな失恋をしているようです。泣いても泣いても深い夜にただ沈んでいくかのよう。鏡を見れば涙にぬれた唇には悲しさと悔しさに歯が食い込んでいます。
しかし彼女はただ悲しんでやさぐれているわけではありません。もう受け止めるべき悲しみはしっかりと受け止めました。世の中には確かに悲しみのあまり次へと進めない人はいる、でも彼女はもう明日をみつめているんです。
これはご覧の通り、そんな彼女の苦しみの一部始終を見つめる主人公（おそらく男性でしょうか）からの視点で歌詞が進行しています。
1番サビ （Oh my 裸足の女神よ～）
そんな悲しみを受け止め、痛みを知り、しっかりと立ち上がる「君」の事を主人公は”裸足の女神”と呼んでいます。
”キズをかくさないでいいよ”というのは主人公の一緒になって悲しみを受け止めてあげたい、という気持を表現したものですね。
2番メロA（どこまで走れば～ 求めさまよう）
重いダメージを受けたかもしれませんが彼女はまだ自分を振った彼氏の事を追いかけているのでしょうか。そのつもりはなくてもかつて受けた優しさを知らず知らずと追い求めているということでしょう。
2番メロB（Oh はかないだけ～ よっぽどいいから）
この2番ですがなかなかわかりにくいと思う方もいるかもしれません。1番の流れから引き続き主人公目線で女性の見つめているのは変わらないかと思うのですが、”はかないだけに強がりにみえるなら”というフレーズの主語がわからない上で、さらに”情けないヤジばかり飛ばすだけの暇人”というフレーズが出てくるので今ひとつ流れが見えなくなってしまうからです。
大きな流れとして主人公が”裸足の女神”である女性を見守っている歌詞だとして、どうして”失恋に苦しむ女性”と”やじを飛ばすヒマジン”を比べているのか？ わからない人が多数かと思います。僕もこの点はなかなか解釈がうまくできず、いろいろと知人に聞いたりネットをみて考察してみました。
同じB’zの歌詞を解釈していらっしゃるレビュアブルさんのとこでは：
なんで失恋した女性を”情けないヤジばかり飛ばす暇人”と比較しているのだろうか。
これ、個人的には稲葉なりのB’zアンチに対する怒りのメッセージなのだと思っている笑。
つまり、”情けないヤジばかり飛ばす暇人”というのは”B’zアンチ”のこと。
失恋した女性を慰めるという内容の良曲の中に、稲葉はこっそりと怒りのメッセージを隠したのだ笑。
レビュアブル ウェブサイト /https://reviewabler.com/bz-13th-single/
という風に解釈していておもしろいなあと思いました。まさか稲葉さんの怒りのメッセージをを突っ込むとは、、、(笑)
僕としてはこの部分というのは以下のように解釈しています：
主人公は「君」に対して”ヤジを飛ばす暇人＝他人を傷つけてストレスを発散するような人”よりも”つらい時は誰かに素直に抱きつける（甘えられる）人”の方が人間としてはよっぽど魅力的だ！という事を思い表現している、と考えています。もちろんレビュアブルさんの解釈のように隠れたメッセージがある可能性もありますね。
ここでの”はかないだけの強がり”を感じている主語は「君」です。主人公は”本当にただの強がりだと自分で思っているなら、誰かにいっそ甘えてみなよ、そんな素直に甘えられるあなたが好きなのだから”という事を言っていると解釈しています。
そして”誰かに”と言っていますがもちろんここには”自分/主人公に”甘えてくれよ、というメッセージが入っていますね。「君」見守り続ける主人公からへ「君」への好意がにじみ出ています。
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