B’z 楽曲レビュー#32 / ギリギリChop 歌詞の意味を独自に解釈&解説!

B'z 楽曲レビュー

こんにちはー 駆け出しブロガー、らーきいです!
今回は1999年6月にリリースされたB’zの26作目のシングル「ギリギリChop」を独自に解釈し、解説します! この時作詞者の稲葉氏は39歳。

さてー、もうタイトルからしてカオスですが、「ギリギリ」はともかく「Chop」を付けた理由に深い意味はないようです。語呂がいいのでかもしれませんね。直前亡くなったプロレスラーのジャイアント馬場さんの追悼のためという噂もありますが定かではないです。稲葉さんがプロレス好きなので可能性があるかもしれませんが、、、
余談ですが若い頃稲葉さんがもしプロレスラーとしてデビューするならリングネームは”キリングマシーン・パンテラ・コーシ”にしたいと話していた、という談話があります(実話)。これを聞いて当時ブログ主は死ぬほど爆笑しました。

さておき、タイトルの”Chop”についてはウィキにこんな話が載っています:

その理由について稲葉は「ふわっとわいてきたの・・・ボーフラのように(笑)」と語っており、適当にくっつけたとも発言している。そのため「ギリギリchop」という言葉自体に深い意味は込めていない。また映像作品『The true meaning of “Brotherhood”?』内で破壊力のある言葉なら、別に「キック」や「固め」でもよかったとも語っている。

はは、意外と適当なのな~ とも思います、”B’z”というネーム自体フィーリングで決めたという話もあります。

この楽曲はリリース当時名探偵コナンとコラボになっていましたね。歌詞内容的には特に関連があったかどうかはあやしいですが、工藤新一も薬を盛られて小さくなったという特殊状況なので「ギリギリ」路線の人生という意味では共通性があるかもしれません。まあ、毎度殺人が起こるので考えてみれば少年向けアニメとしてもギリギリですよね。

そんなB’z史上、「太陽のKomachi Angel」に次ぐ意味不明タイトル(ブログ主比)と言われるギリギリChopなのですがその意味するところは一体なんなのでしょうか? 一緒にひも解いて行きましょう!

(著作権の関係により歌詞の表示が基本的にはできません。 以下の太文字””くくりにあたる部分は出典: ギリギリChop /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 からの引用です。)

1番メロ

ここで言わんとしているのは「俺の個性は何とも合わねえ!」という事だと思います。周りが、流行が「これカッコイイじゃん」と言っていても、「それは俺の好みとは違うんだ!」と反応する。

周りも主人公が少しは周りに合わせてくれることを期待しているのでやっぱり「俺は俺のやり方でやる、(期待に添えず)がっかりさせてごめん」と答えています。つまり周りからの期待に応えられないと謝りながら”(周りがあれこれ言おうが)それでも僕は自分のやり方じゃないとだめ”という強烈な主張が見られますね。
”周りと同じことはしないぜ!”という反発とも取れる存在感です。

アルバムELEVNEに入っている「煌めく人」でも同じような趣旨の歌詞を歌っていますね。”今日はどのシャツを選ぶ?そこは自己顕示欲に従え!”、周りがどうこうじゃない、「自分自身はどう思うんだ?」というわけです。ブログ主はこのあたりのセンスにめちゃめちゃ共感してしまいます。成功する人は他人とは別のことをやるし、もちろんリスクだって取りますからね。

1番サビ

主人公はみんなからの反発や不同意を買ってでも何かにチャレンジしているのかもしれないですね。「ギリギリ」「崖の上」「フラフラ」すべて差し迫った”危険”に直結するワードです。

そこにはとんでもないスリルがある。そのスリルを抜けて前に行く、それでも僕は成功するから大丈夫だ、と強気に強気を重ねて自分自身を鼓舞しているようです。

2番メロ

1番からの流れから、”人と合わせられない”自分自身は周りのみんなとは離反してしまい、今は孤立無援なのでしょうか。そんな状況を皮肉って”どうぞ攻撃してもいい”と少しやけぱっちになっています。

でも何も考えなしに突っ込んでいるわけじゃない、頭もちゃんと使ってビジネスしているんだ、と。

”たまに苦しくて痛いのが 気持ちよかったり”っていうのはまさにもうスリルと厳しい状況に浸りすぎて感覚がマヒしているのを感じさせますね。スポーツでも商売でも仕事でも限界を超えていくと”苦しくて痛いのが、気持ちいい!”となってくる感覚は、分かる人にわかると思います。もうマゾヒズムの世界なのですが、”突き抜ける瞬間”というのはこういう感じになったりするものなのかもしれません。

次ページに続く:

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