こんにちはー 駆け出しブロガー、らーきいです!
今回は1999年7月にリリースのB’zの10thアルバム「Brotherhood」に収録されている楽曲 SHINEを独自に解釈し、解説します!
このアルバムは作詞者の稲葉さん34歳の時リリース(作詞)です。スパニッシュギターとも呼ばれるガットギターの演奏からスタートするメロディーや手拍子の入る間奏はフラメンコを連想させます。1番出だしの歌詞から僕はヨーロッパの青空をいつも思い浮かべてしまうのですが、その歌詞は一見ドライとも情熱的とも捉えられる不思議は恋愛観を見せつけていると多くの人に思わせるのではないでしょうか。それでは早速解釈を進めていきましょう!
(著作権の関係により歌詞の表示が基本的にはできません。歌詞をつけての翻訳・解釈はこちら(楽天ブログ)でしておりますので是非どうぞ! 以下の太文字””くくりにあたる部分は出典: SHINE /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 からの引用です。)
イントロ
イントロです。フラメンコを思わせるギターと手拍子の中に放たれる言葉。愛するのか、消えるのか、それを決めるのは主人公ではなく問いかける先の人物。「胸がうずく」言っている主人公はその人物の決断に大きな関心を寄せているようです。
1番メロー1
出だしの手拍子から連想してまるでスペインの青空を連想させるかのようです。旅の途中と描写されてはいますが、あくまで比喩なのでしょう。何の比喩なのかといえば「心」は詞中に現れる「おまえ」から離れ本当に旅をしているような心境を描いているのではないでしょか。
「乾きかけの心」という表現が「おまえ」へのある種の未練であるかのような気がします。
1番メロー2
風景は変われども、「おまえ」への想いは変わらずに湧きあがてくるということですね。
果たしてここに出現する「おまえ」とは何者なのでしょう?
1番サビ
「おまえ」とは少なとも物理的な距離があることは「どこにいようがかまいやしない」という歌詞から見て取れます。
それでも切れない「絆」があるということ、「悔いなく輝け」という表現はもう「おまえ」に残されているチャンスや時間が限られているということでしょうか。
2番メロ
2つの人生とは主人公と「おまえ」のことかと思います。
その二人はどんなことをしても結局引き寄せられてしまう、と。その二人は互いに目を奪われ続けるような関係にありたいと歌われています。
2番サビ
常にお互いに己を磨き続けていかねばならない運命なのでしょうか。そしてその輝ける状態はあまりにはかない。
主人公は離れている距離を縮め、相手に甘えることはできず、苦しい夜を過ごします。
間奏
”どっちが先に逝ってもいい”、”花の命”とかなり刹那的な歌詞が並びます。
「逝く」とは直接的に「死」を意味する言葉、ここまでに「悔いなく輝け」という歌詞もでてきたのでそれも含めればやはりその命が短いという相手の状態を示唆しています。
ラストサビ /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
最後にはどちらか一人になってしまうということでしょう。そして自分が残ったなら「おまえ」は胸の中にだけ存在するということ。そして「おまえ」には最後を飾るのにふさわしい時間だけが残されているということが示唆され、主人公は最後の「おまえ」の輝きを切望します。
さて、ここまでに内容をじっくり見てみましたが、一体「おまえ」が何者であるかは明かされません。ただ強い絆を主人公と共有した何者であるかということ、そしてその人物は先が長くないということは読み取れると思います。
実はこの「SHINE]の製作段階の仮タイトルは「KIZUNA」であり、文字通り「絆」を歌ったものであると推測されるんです。「絆」と言葉を使える関係とはどのようなものか? 伴侶、親子、きょうだい、近い親戚、厳しい体験を共にした仲間、そして、強く結ばれたと信じられる恋人、、おそらく「おまえ」とはそんな中の一人なのでしょう。“運命なんだ 二つの人生が交わるのは“と2番で歌われている通り、最初は交わっていなかった二人の人生、ということは親族ではなさそうです。となると恋人かそれに近い人間、となりそうですね。
ここで「おまえ」についてて推察されることは「死が連想されるような何らかの限界が待ち受けている」「最後の舞台ともいうようなチャンス、時間が残されている」ということでしょうか。そしてお互いに磨きあい、目を奪われれあい続けたい、という歌詞からもわかるようにもし主人公がミュージシャンであるB’z(もしくは稲葉氏)だとすれば、それに準ずる立場のスター性のある女性(の可能性が高い)なのかもしれません。そしてその人物はなんからの限界を迎えようとしているとも言えます。
輝ける二人の行方
昔付き合っていた恋人なのでしょうか、そして何らかの理由で恋は終わりを迎えた、そしてその理由は相手の「限界」と関係あるのかもしれません。この歌は具体的な材料が少なく、解釈はかなり困難といえます。
「脆くて儚い僕らを包むSHINE」と表現するからには何かしらのスター性、カリスマ性のような周りの人間にとってはまばゆいようなオーラを放つような生き方や活動、仕事をしていると思われますし、そうなると芸能関係というような見方がしっくりくるような気もします。B’zのリリースする一般的な「みんな」や恋人同士への応援ソング的に位置付けの楽曲とも違うと思うんですよね。
何か稲葉氏の体験やある種のモチーフがあってそこからインスピレーション得て歌詞に落とし込んだように聞こえてなりません。
果たしてそれが一体何なのかは個々が想像していくしかなさそうです。
終わりに!
結局具体的なことは分からずじまいですが、個人的にはメロディとノリ、そして刹那的な歌詞が結局素晴らしいなあ、と思うので好きです。旅行中に聞きたくなるような歌ですね。また想像の限り関連した解釈が思いつけば書き加えていきたいと思いますのでよろしくです!
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