B’z 楽曲レビュー#16 / 春 歌詞の意味を独自に解釈&解説!

B'z 楽曲レビュー

こんにちはー 駆け出しブロガー、らーきいです!
今回は1994年リリース、B’zの7thオリジナルアルバム「The 7th Blues」に収録されている「春」を独自に解釈し、解説します! 

アルバムタイトルは「7枚目のオリジナル・アルバム」ということだけではなく、ブルースでよく使われる「7thコード」をもじったものらしく、松本氏曰く「酔った時の思いつき」だったということです。

さて、この曲はB’zの楽曲の中でもとても有名な不倫ソングです(不倫ソングではない解釈も可能かと思いますが、不自然というか結構難しいのかな、、、と個人的には思っています)。タイトルに反し曲調や全体的な歌詞には全く「春」感はないのですが、そこでいかに「春」を見出していくのかがおそらくこの曲の醍醐味ではないかと思います。

(著作権の関係により歌詞の表示が基本的にはできません。歌詞をつけての翻訳・解釈はこちら(楽天ブログ)でしておりますので是非どうぞ! 以下の太文字””くくりにあたる部分は出典: /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 からの引用です。)

1番メロー1

「奪う勇気」とは互いに愛を略奪する行為、つまり不倫かと考えられます。「者たち」と複数形になっているということは互いに伴侶を持つもの同士ということでしょうか。とすればダブル不倫の関係ですね。

「にわかに」とは突然に、急にという意味の言葉です。普段のように愛し合うことはせず、そしてその朝は訪れた、ということでしょうか。

1番メロー2

「君」は関係が終わる直前であってもあくまで真摯に、優しく主人公に接します。そんな「君」がその場所を発つ準備は済みました。「春」が近づいている、そんな予感を感じているようですが、ここでいう「春」とは一体何を指しているのでしょうか。解釈は後述します。

1番サビ

主人公はどんな思いで君を見送ったのでしょう。何も言えません。

一緒の時間を過ごすたびに「つぼみ=恋心」は焦がされていくような想いだったということでしょう。一緒なることはできないという悲しい熱に焼かれていくわけです。”つぼみ”、とはやはり美しい表現ですね。つぼみはいつか花をさかせ最後には散るわけですが、この二人の育てた「つぼみ」は熱にやかれて花になることもできない、つまり恋愛として成就できないという強烈な意味を含ませていると解釈しています。

次ページ:2メロに続く

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