B’z 楽曲レビュー#15 / ZERO 歌詞の意味を独自に解釈&解説!

B'z 楽曲レビュー

こんにちはー 駆け出しブロガー、らーきいです!
今回は1992年リリース、B’zの11thシングル、Zeroを独自に解釈し、解説します!

この当時B’zはハードロック路線に移行していこうかどうかを検討していて、自分達のやっていく音楽の方向性と商業的なマーケティングの関係もあり、その進路については非常に大きな岐路に立っていました。そこでお二人が路線変更を決め、その証明としてCMのタイアアップはなしというサプライズを含めてリリースしたのがこの「ZERO」なのです。スタイルを大きく変更したことで稲葉さんもどんな歌詞を載せていこうか非常に悩んだようですが、結果的には2週連続で1位を獲得し、131万枚のミリオンセラーを売り上げる大ヒットとなりました。

そんなハードロックナンバーであるこの曲にはどんな意味合いが込められているのでしょうか。そんなことも含め早速解釈をしてきましょう!

(著作権の関係により歌詞の表示が基本的にはできません。歌詞をつけての翻訳・解釈はこちら(楽天ブログ)でしておりますので是非どうぞ! 以下の太文字””くくりにあたる部分は出典: Zero /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 からの引用です。)

1番メロ-1

ぎらぎらした街、どこでしょう、東京でしょうか。帰路へ着く最中、早く雑踏から抜け出したい主人公は渋滞にはまります。自分の思考に入っていく主人公、きっとうまくいかない事や、もっとうまくやれたんじゃないか、と思うようなことがあるのでしょう。そのことに対してつらつらと言い訳が頭の中に募っていくようです。


1番メロ-2 (”タチの悪いクセだね”、から)

言い訳を募らせてしまうことは生まれながらの性格なのでしょうか。”たちの悪いクセ”というからにはやめたくてもやめられない行動であるようです。

しかし次の思考は穏やかではありません。誰かはわかりませんが「君」の家に車ごと突っ込もうとうわけですから。そんなことしてしまいそうになる「君」とは一体だれでしょうか。(後述します!)

1番メロ-3 (”今日はイマイチ思いやりに”、から)

家に入った主人公、空っぽの冷蔵庫を開けて主人公はまだたらたらと自己反省をしているようです。「悪いクセ」なんでしょうね。みなさんにも「お前は変わった」なんていってくる友人はいるでしょうか? 珍しくはないかもしれませんね。主人公はそんな知り合いに会ったのを思い出し「うさん臭い」と言い捨てています。「簡単にそんなこというやつ」と言っているからには自分は決意して変わった、それなりの想いがあって新しい自分になった、それなのにその思いも解ろうとせずに「簡単によく言ってくれるよな」という思いがあるということです。

そんな周りとの気遣いや折衝の中で主人公は「やけに喉が乾いてしまう」と表現しています。人間関係に疲れてしまって心に潤いがほしい、そんな風に聞こえます

1番サビ

”今会いたい すぐあいたい”。誰にでしょうか、おそらく途中に頭の中に現れた「君」に対してでしょう。

”砂漠の真ん中”で会いたいという表現は誰にも邪魔されないような場所でということ、そう例えば、他に誰もいない砂漠の真ん中、という風に解釈できます。

”全部凍らせたまま”というのはすべてはとりあえずそのままにしておいて、「ねむりたい=ゼロにしたい」という意味でしょうか。流されて一度ゼロにしたい、これは「君」との関係をリセットしたい、という願望であるようにも聞こえます。

次ぺージ:あの有名な間奏、一体何を言っているのか?

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