こんにちはー 駆け出しブロガー、らーきいです!
今回はB’zが2011年7月にリリースした18thアルバム「C’mon」に収録されている楽曲 命名を独自に解釈し、解説します!
この時作詞者稲葉さんは46歳。
松本氏曰く「王道バラードでとにかく自由に弾いている楽曲」とのこと。(by Wikipedia) この歌は特段な理解するのが難しい部分があるというわけではないんですが、歌詞がとにかく素晴らしい、、、
テーマはタイトルの通り命名、親が子供に名前を付けるということについてです。シンプルですが大切な儀式、そしてその子供にとってはとてもとても重要な事です。
名前を付けられた子供、そして名前を付けたことがある親ならなおさらですが、名前を持つ誰もが関心を持つ詩ともいえるような気がします。
あなたに子がいなくてもこの歌詞を聴くと自分の親に対して「こんな思いで名前を付けてくれたんだろうか」という熱い想いを想起させ思わず唸ってしまう歌詞です。
解釈の記述ではなくどちらかといえば曲の紹介としてページにしてみました。そんなことも含め早速歌詞を見ていきましょう!
(著作権の関係により歌詞の表示が基本的にはできません。歌詞をつけての翻訳・解釈はこちら(楽天ブログ)でしておりますので是非どうぞ! 以下の太文字””くくりにあたる部分は出典: 命名 /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 からの引用です。)
1番メロ (ここにいるんだと~)
生まれてくる子供の視点と外側からその様子を描写しています。
”あっけなく尊い命””自由不自由”と生命の光が当たる部分だけでなく闇となる部分もしっかりと含めている点は興味深いですね、生まれた時から悦びと苦しみは一緒になってくるという暗示を含めているのでしょうか。
1番サビ(どんな想い~)
命名という行為にどれだけの想いを込めたか、それを問い、表現した歌詞といえますね。そして「その日」の情景、どうか忘れないでという初心に帰させるメッセージを紡いでいます。
2番メロ (いくつも陽が沈み~)
懐妊してからの日々、もしくは生まれたばかりの赤ちゃんとの日々を描写しているのでしょうか。
日々の過ぎていく様を太陽の沈むこと、潮の満ち引きで表現しています。”思わぬ方向に転がる命”とはお腹にいるときも絶えず親を不安がらせる赤ちゃんの健康状態でしょう。
まさに「予定通り進みはしない」ということ、そして子育てだってそうです。うまくいかなくても、たとえ5体満足でなくても、自分の子をしっかりと抱きしめてあげられるのか、その覚悟はあるのか、という親に対する問いかけに他なりません。
2番サビ(どんな未来~)/ 間奏 /ラストサビ
出典: 命名 /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
ここで表現していること、そしてこの歌詞全体のテーマは「親として、どれだけの気持ちを注ぎ込んでその子に名前をつける(た)の?」ということ、まさにその一点です。
その表現は1番目から3番目のサビまですべて異なる歌詞を使い、「こんな風に育ってほしい」という強い親の想いをこれでもかというほど表現しています。そしてそれぞれの締め:
”その日の空の色をずっと忘れないで”
”あの日の風のにおい 憶えていますか”
”世界が変わったあの日を ずっと忘れないで”
もちろんそれぞれの日は「子供の生まれた日」、そして間違いなく親にとってその日は”世界が変わった日”なはずです。
B’zには数ある美しい歌がありますが、歌詞の美しさでランキングしたらこの歌はブログ主は中ではトップ3には入るんじゃないかと思っています。それくらい愛と美しさのある歌詞です。誰にでも理解できる内容でありながら圧倒的な説得力があります。
「キラキラネーム」といった人目をひくような名前がを付けることも増えてきた昨今ですが、ほとんど全ての親は皆こどもの幸せを願って名前を付けるものだと思います。
もしこれから親になろうというビュアーの方々でしたらどうかこの曲をじっくり聴いて「命名」を考えていただくというのはいかがでしょう?
終わりに!
この歌をしっかり聴いたのは実はそんなに昔ではないんですが、僕は聴いていてあまりのインパクトに涙がこぼれてしまいました。
思わず自分の親もこんな風に情熱を注いで僕に名前を付けてくれたのかな、とか「僕が生まれた日」は僕の両親にとって「世界が変わった日」だったんだ、と思い感動してしまったのが忘れられません。
僕は普段歌や映画で泣いたりすることはほとんどないのですが、この歌には本当に心を動かされてしまいました。しかし、さすがというか稲葉さんの作詞力、本当に驚嘆に値しますね!
この記事がよかったら下のバナーをポチっと!
にほんブログ村
コメント