こんにちはー 駆け出しブロガー、らーきいです!
今回はB’zの3rdアルバム「BREAK THROUGH」の11曲目に収録されている楽曲 Stardust trainを独自に解釈し、解説します!
B’zファンに間ではとても有名とされているこの曲、何を隠そうB’zの楽曲でも有名な「不倫ソング」です。
優しいピアノのメロディ始まるイントロから、列車の疾走感を連想させるドラムが入ります。リスナー達は魅せられる前奏から見事なストーリー仕立てとなっている歌詞に引きまれていくはずです。そしてその禁断の恋の結末はどうなってしまうのでしょうか? 早速見ていきましょう!
(著作権の関係により歌詞の表示が基本的にはできません。歌詞をつけての翻訳・解釈はこちら(楽天ブログ)でしておりますので是非どうぞ! 以下の太文字””くくりにあたる部分は出典: Stardust train /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 からの引用です。)
1番メロ
疾走する列車の中で佇む二人、ホームタウンを離れたこの二人は恋人同士のように見えますが、少なくとも社会的にはあるまじき関係にある男女です。
夕暮れに窓に映る女、しかしその顔は憂いを帯びています。「欲しいものを奪う気持ちがわかる」と考えている男は「奪う側」であり独身なのかもしれません。でも女には「彼女を追いかけている男(夫)」の存在が示唆されています。彼女には所帯があるのです。
1番サビ
”I want your love” 訳:あなたの愛がほしい / ”So don’t stop me now” 訳:だから僕を止めないでくれ
男は女に対する抑えられない気持ちを力いっぱい叫んでいます。その気持ちはまるで今の列車を取り巻く背景そのもの。列車は夕焼けの燃え上がる海岸を疾走しています。
2番メロー1
夕日が沈み空には青い背景と星が映しされます。
女は指には指輪、おそらく結婚指輪であろうことがうかがえますが、その指輪が「冷たい」ということは彼女と夫との関係が冷えていることを示唆しているのでしょうか、それとも男がそれを望んでいる、はたまた、、主人公への態度が「冷たい」とも取れます。
2番メロー2
「昔と変わらない」、この歌詞の意味するところは男が女のことをある程度以前から知っているということ、つまり最近知り合って好きになってしまったわけじゃないということです。
ひょっとしたら彼女が今の夫と結婚する前から知り合いだった、そしてひそかに恋心を抱いていたのかもしれない、とも思わせます。もしそうであればこの旅自体が相当に思い切った、そして主人公にしてみれば何年越しにもなる愛の逃避行なのかもしれません。
「明日になれば」ということはこの旅行、ひいては二人の関係自体ももうタイムリミットが近いことがここで明かされます。
2番メロ
”And you want me, girl” 訳:そして、君だって俺の事を欲してくれているだろ?
”So don’t stop us now” 訳:だから今は僕たちを止めないでくれ
1サビ同様、ここでも男の叫びが続きます。上の訳につけた「そして、君だって俺の事を欲してくれているだろ?」は男が自分自身に言い聞かせているように聞こえるのは僕だけでしょうか? そして”So don’t stop us now”にも”now”が入っていることは”今(だけ)は”というようなニュアンスが入りますので、英文的には”今だけは二人だけでいさせてくれ!”といった感じにとれてしまいます。(”now”がなければもっと二人でいることに肯定感がでるのですが、、、)
歌詞からは二人の会話がないことが示唆されます。気になることは女からの言葉や気持ちのようなものがここまででほとんどどこにも見当たらないことです。彼女はこの二人の関係についてどう考えているのでしょうか。
今列車は街に入りネオンの光を受けて走り続けます。
間奏
男は女に対してあくまで真剣です。すべてを壊して関係を作り直したいのです。
彼女を手放したくない、神様に嫌われてもです。でもそれは彼女にとって幸せとなれる結末なのでしょうか、それが疑問点として浮き出るような歌詞です。そして歌は最後のサビに入っていきます。
ラストサビ (作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘)
彼は彼女への愛を叫びます、「君と夫との不確実な未来よりも今ここにいる俺たちのことをどうか考えてみてくれ!」と言っているように聞こえます。しかしその彼も自分自身の想いをついに抑えようと思いはじめたのです。今トンネルを抜けた列車は終点へ近づいているのかもしれません。おそらく熱い想いを抑えながら彼は彼女を帰らせるのでしょう。しかし彼の本当の想いはそれでも最後まで叫び続ける「I want your love,,,,」なんです。
次ページ:後半はもう少し深い解釈と情景を理解!
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