こんにちはー 駆け出しブロガー、らーきいです!
今回は1994年11月にリリースされたB’zの15thシングル「Motel」を独自に解釈し、解説します! この時作詞者の稲葉さんは30歳。
印象的なギターソロから始まるやさしいメロディーは俗に言うB’zの暗黒時代(B’zのお二人が自虐的に「暗黒の時代」と言ったためだとか、、)にマッチした歌詞と相まって独特のバラ―ドとなっています。内容は暗黒時代というだけあってくらいのですが、ブログ主的には(そして僕の解釈と合わせると)「ホントにこれだけの歌詞を若干30歳で仕上げたの!!?」と思ってしまうほど深淵なものです。それでは早速歌詞を見ていきましょう!
(著作権の関係により歌詞の表示が基本的にはできません。歌詞をつけての翻訳・解釈はこちら(楽天ブログ)でしておりますので是非どうぞ! 以下の太文字””くくりにあたる部分は出典: MOTEL /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 からの引用です。)
1番メロ
モーテルとはアメリカの道路沿いにある安いホテルです。レジャーのためというよりは、車で移動する人たちに向けて必要最低限の設備を置いた本当に宿泊するためだけのビジネスホテル、もしくはラブホテルに近いという印象ですね。さて、そんなモーテルにたどり着いた二人はその小さなベッドで眠ります。一日が終わっていくと実感する瞬間、心を合わせようとしても合わせきれないパートナーとの関係を「安い石鹸をすり減らしているようだ」と言っています。
1番サビ
二人は汚れながら生きています。その罪と隣り合わせになりながら一緒に泣いています。それは一体どういうことでしょうか?(解釈は後述します!)
2番メロ
禊(みそ)ぎ:儀式として身の穢れや罪を洗い流し、不浄を取り除く・取り除いた、という意味で用いられる表現
サビに歌われた「罪」と対応しているのでしょう。その罪に対して禊ぎをしています。それはシャワーで体を洗うことに例えていますが、この旅自体を禊としているのでないでしょうか。今一緒にいる「君」は「きれいなもの=宝石やお金」を優先させる人だったのですが、今は旅する主人公と一緒にいるということでしょう、それはなぜでしょうか? (解釈は後述します!)
2番サビ
根雪とは春まで解けることのない深い雪です。そんな思い出はとは忘れたくても忘れられない悪夢でしょう。それを忘れようとしているわけですね。せっかく忘れようとしてもどうしても忘れられずまた治りかけた傷が開いてしまうように思い出されてしまうのでしょう。これが前述の「罪」ともちろん関係しているのかと思います。
ラストサビ
アウトロ 和訳
(ここはひどい世界さ) 君にみえるかい?
(逃れることはできない)そう、逃れることはできないんだ
(どこに行こうか) 俺の痛みを和らげてくれ
(ここはひどい世界さ) 君にわかるかい?
(逃れることはできない)そう、逃れることはできないんだ
(ベイビー 教えてくれ、どうすれば)教えてくれ、ベイビー
一体何が必要なんだ、教えてくれ、ベイビー 作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘
この歌の解釈はとても難しいですよね。罪や禊といった言葉が出てきますが、その罪が何なのかは全く触れられていないからでしょう。その罪に苦しんでさすらっている姿はクリアーに歌詞で見せています。この歌詞は稲葉さんが夏に終戦記念のテレビを見ていて、「どうしたら昔やった事に対して罪を償えるのか」と考えた時に浮かんだということがWikipidiaで語られています。
次ページでは独自解釈を説明!
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