[ラストサビ ]
何をとまどうの ボクは今?
なんでもありの人生の中で
ひとりよがりの悩みなど
ほうり投げたら 醜態を見せよう
がむしゃらな日々は報われる
思いやり無きはバチ当たり
時の流れさえついてくる
自分で進みゃついてくる
MOVE ON, MOVE ON, BABY
MOVE ON, MOVE ON MOVE ON,
MOVE ONMOVE ON,
MOVE ON MOVE ON, MOVE
行き詰まりやもやもやを抱えて動けない若者への応援歌、とみていいのでしょうか。ごちゃごちゃと悩みすぎて動けないなら、とっとと動けよ、行動するんだ! というメッセージにとれますよね。
「がむしゃらな日々は報われる」ってこの楽曲で一番好きなフレーズです(この曲は基本好きなフレーズだらけですが)。わからないから、とにかくがむしゃらに動く、そして少しずつポイントや状況を掴んでくる、何をやったってそうだと思います。最初は成功の道筋が全く見えなくても思い切り行動すればそれは何らかの形で自分に返ってくる。そして当然なんの行動もなければ得るものもなし、です。
動けよ、そしてさらっと「他人への思いやりも忘れるな」とメッセージも込めていますよね。どう動いてもいいけど、他人をないがしろにはするな、って事。でもそれだけでも守って頑張り続けるなら「時流」だって味方に付けられる、と歌っています。
とにかく”動け!”というメッセージを発している楽曲ですが、何かを得たければ待っていても何も起こらない、行動するしかない、というのは真実だと思います。中盤の歌詞にある“なんてことはないよね何事も 楽しい者勝ち 動けや Move on” ていう歌詞は本当に共感できるなあ、と思います。どんなに大きなチャレンジで恐ろしい課題でも、大抵はなんてことはない。大けがするかもしれない、身体ぶっ壊すかもしれない、となるとさすがに難しいかもしれませんが、健康を害するようなチャレンジや誰かを裏切ってしまう行動でなければ、失うものなんて別にないし、なんてことはないんですよね。だって負けても再チャレンジできると思うし。それに失敗してもそこから何かを得ることだってできます。だから別に世間の評判落としたり、小さなプライドがぶっ壊されることなんかは別に恐れず”楽しめば”いい。歌詞中にも”ひとりよがりの悩みなどほうり投げたら 醜態を見せよう”というフレーズがあります。長い間ブログ主もこの意味がよくわからなかったのですが、今になってわかることは”自分が他人からどうみえるか、かっこよく見えているか、自分の望む自分像として映っているか”、これがおそらく”ひとりよがりな悩み”。でも他人なんてそもそもあなたの事をあなたが思うほどには見ていないし、というかほとんど見てないし注目もしていない。だから他人からどう見えるかなど、そんな悩みは捨ててしまって、”醜態をさらしにいく”。これはつまり自分に正直に、カッコなんてつけずに、泥まみれに、死に物狂いになって何かに打ち込めよ、というメッセージだと思っています。そうでもしなきゃ自分の本当に望むモノなんて手に入れることはできない。醜態さらそうがどっちにしても他人はロクにあなたをみてないんです、ならやりたい努力をした人の勝ちってこと。
本当に欲しいものがあるとするじゃないですか? なんでもいいです、難関の資格でも、希望する大学の合格でも、夢の職業でも。じゃ、例えばプロゲーマーになりたいとしましょうか。プロゲーマーになるには一日何時間もゲームに打ち込まなきゃならない、ゲーセンに入り浸って多額の資金を使うでしょう。そのうち多分親からは反対されますよね、もしかしたらゲーセンでバイオレンスな対戦相手に絡まれてボコボコにされるかもしれない。そこまでしてゲームに長時間打ち込んでいる姿はどうですか、周りからみたらある意味”醜態”でないでしょうか? 少なくとも反対している親からは多分そう見えるでしょう。でも本当にプロゲーマーになりたいならいくつもの幾多もの壁や反対を乗り越えてさらに打ち込まなきゃいけない。それが望むものを手に入れるための執念と”MOVE(行動)”だと思います。それらはとある立場の人からは”醜態”とも呼べるはずなんです。”綺麗に頑張ってる”なんて、多分本気度50%くらいじゃないですか?
失敗し続けたブログ主だからそんな風に考えてしまうのかもしれません。でも銃を撃ちまくっているウクライナとかの戦場で命の取り合いするわけじゃなし、いくらでもやり直しは可能です。特に若いうちなんて取り合えず醜態さらして大きな失敗してからが勝負の始まりだと思いますよ。じゃないと本当の度胸もつきません。個人的には失敗を恐れなくなったとき”人生は何でもありだ”と本当に実感をもって感じることができたと思います。
だからまずは動くこと、そしてフィードバックを得たらもちろんそれをもとに考えて、さらに動くこと。B’zの二人だってその繰り返してできっと今に至っていますよね。でも成功や成果をつかみ取るにはどうしたってこれしかないんです。きっとそれを切実に伝えたいと思って制作された楽曲なんだろうな、と思います。
ブログ主自身も受験や、営業時代、そして今もすごく助けられた曲、「MOVE」でした!
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