2番メロ
夢にまでフラれそうで 思わずぞっとする
そんな日をどうか耐え抜いて
明日にバラを咲かせよう
昔 卒業の寄せ書きに 書いたことのあるクサイ言葉
「逆境にくじけるな」と 今自分に言い聞かせて
1番で歌われている失恋した女性は2番ではもう出てこず、完全に主人公からの視点に変わっているようです。
主人公は今の自分の状況にかなり追い込まれている、プレッシャーを感じているようです。一般的にまずつらい状況になると現実から「No」を突きつけられているような心境になりますよね。そんな状況が続くとよく悪夢をみたりします。また、そんな状況だと自分の思い描いている「夢」からもフラれてしまったのかな、と思えてくるのでこれはすごくうまい歌詞だなあ、と思います。
でもそんな状況に耐え、なんとか前進し続けたのなら、もしかしたらいつかは夢をつかみ取ることができるのかもしれません。実は「逆境にくじけるな」という寄せ書きを書いたのは学生時代の稲葉さんです。この2番は彼自身の体験を歌詞にしたものなのです。
稲葉さんが小学校の卒業アルバムに書いた文字
2番サビ
踊ろよ lady やさしいスロウダンス
ぐるぐる回る 世界のなかで
泣かないで baby 力をぬいて
金も恋も easy come, easy go!
1番のサビとは若干歌詞が変わっていますが、「まだまだチャンスはある、リラックスしろ」というメッセージ自体は変わっていませんね。ここでのeasy come, easy goは1番で言及されていた「出会い」についてのみではなく「金=ビジネスチャンス」についても当てはめているようです。まだまだこれから成功のチャンスはある、ということですね。
どなたもなんとなく自分自身に当てはまることができる気がするのではないしょうか?
間奏
生涯 最愛のものを手に入れるまで
晴天ばかりは続かない 体が気づいてる
過ぎた時間はすべて destiny 今の君を産んでくれた
「生涯最愛のもの」ってなんでしょうね? 今までの文脈から最高のパートナーであったり、自身に合った仕事を指しているのかもしれません。そうした最高のものを手に入れるまでは「晴天ではない日=厳しい天気の日」だってあるということですね。(実は個人的にはそうした最高のパートナーや仕事を得ることができてもやはり晴天ばかりは続かないと思ってはいるのですが、、、)
そして今までの過ぎていった時間や経験はDestiny(=運命)だったのであり、今のあなた自身を形作るためには必要不可欠な時間だったのだ、とこれまでの失敗や厳しい経験を肯定しています。
ラストサビ
踊ろよ lady やさしいスロウダンス
また始まる 眩い show time
泣かないで baby 力をぬいて
くやしさを忘れないで
踊ろよ lady やさしいスロウダンス
笑われても あくまでマイペース
まだまだまだ 盛り沢山 life
幸も不幸も easy come, easy go!
ラストのサビでは入った歌詞は「くやしさを忘れないで」「笑われても あくまでマイペース」これはそれぞれ”失敗したらそれを無駄にはするな”、という事と”周りに流されず、自分のペースでいいんだ”という事ですよね。B’zの応援歌的な歌詞って本質的な大事なことを本当に平易な分かりやすい言葉で伝えてくれていますよね。だからいつの間にか心に刺さっています。
そして最後、「まだまだ人生、盛り沢山だ!」と、”いくら失敗してもいくらでも次のチャンスや楽しい事はあるぜ!”とまじにポジティブな歌詞、本当元気が出ますよね!
かくいうブログ主も特に2番の歌詞にはずいぶんと励まされました。人生のどん底であったり、そのせいで強烈なプレッシャーを感じる時期というのは誰にでも多かれ少なかれあるのではないでしょうか? 僕はの場合は就職して2年目、日興証券の北千住支店の営業として新任した上司からそれはもう、目いっぱい追い込まれている時で、もうノルマが全然解消できず本当に会社辞めるか、追い込まれすぎて神経潰すか、どちらにするか??というようなタイミングでした。なんだかんだ言って運よくなんとかその時は乗り越える事ができたのですが、「逆境にくじけるな」「笑われてもあくまでマイペース」というB’zからの言葉が心の支えになっていたなあ、と思います。
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