(著作権の関係により歌詞の表示が基本的にはできません。歌詞をつけての翻訳・解釈はこちら(楽天ブログ)でしておりますので是非どうぞ! 以下の太文字””くくりにあたる部分は出典: 俺よカルマを生きろ /作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 からの引用です。)
イントロ ”もう戻るもんか”
1番メロ
見てみると歌舞伎のストーリーと同じ路線なわけですね。
やくざの女に手を出して、ボコボコにされる。しばらくを身を隠している間にはその女は別の男といい関係に、、、、
身分もなくし金もなくし、体も癒えない、、、
一体俺は何をしてるんだ?? そこまで来て自分の人生に笑えてくるわけですね、それはなぜなのか?
1番サビ
そう、ヨレヨレの傷だらけになったのもすべては自分のせい、自業自得。自分自身がアマちゃんだった、と気づいたってわけです。
「カルマ」とは業(ごう)、因縁、宿命、自業自得であり因果応報の事です。英語圏では因果応報という意味合いをそのままkarmaといいます。
そしていうわけです、後悔なし、「もう戻るもんか!」と。
2番メロ
ここも与三郎に通じる歌詞ですね。
裸一貫になっても感じる自由、その「うちまた会えるだろう」なんてなかなかのポジティブっぷりです。
そして2メロ後半、ここでお釈迦様ものたまいます。そう、「カルマ」とは因果応報、つまりもとは仏教用語なのです。いいことすればいずれはいいことが返ってきて、悪いことをすればその逆もしかり。
人生には当然酸いも甘いもあるわけで、「甘いトコロ」ばっかり持っていけるわけないだろう、とブッダも2500年のはるか大昔から教えているわけです。
2番サビ/間奏/ラストサビ
薄汚れた日々が影のようについてくる、まさに悪事をやったそのカルマがまだ自分にへばりついている、という意味ですね。
どんなに傷だらけになってもそれはの身から出たサビ、だからそれを自覚して「カルマを生きろ」、と。
痺れる道とは後悔の道なのかもしれません、だけどもう覚悟をきめて走り続ける、そして治らない傷と同じで元に戻らない、戻るわけにはいかない、、、聞いてるこっち痺れてしまうような生き方です。
この楽曲には歌舞伎の与三郎の「これでいいんだー!」という心意気にすっかり共感した、つまり稲葉さんの生き方でもあるんでしょうね。(過去の楽曲にも”後悔は少なめのmy life”(孤独のRunaway) ”どうなろうと life goes on“(Seventh Heaven)など共感を誘う歌詞が思い浮かびます。
いや、やっちまったタイトルだなあ、と最初は思ってたんですが、じっくり聞いてみてマジカッコええ、と思いました。「痺れる自業自得の道」ってなかなか言えないし(すっからかんになったらそこまで割り切れないよ!)、とんでもない失敗をやらかしたからってそこまで思い切って生きるには相当覚悟いりますよね。しまいには「モウモドルモンカー!」ですから。
ブログ主が思うに、ここまでふらふらになりながらツワモノのように突っ走ってきてビッグマシーンになってもまだREDの姿勢でひたすら走り続けるB’zの二人の「心の声」を、ある意味体現した曲なんだと思います。まじでカッコええ、個人的にはカラオケで歌いたくなってしまう歌詞です。
この記事がよかったら下のバナーをポチっと!
にほんブログ村
コメント