話題の多かったLOVE PHANTOMですが、どんなものがあったでしょう? ちょっとご紹介していきましょう!
1.LOVE PHANTOMは発売を1ヵ月後に控えたアルバムからの先行シングルでしたが、初動売上は当時のB’zの歴代1位となる95.1万枚を記録し、発売から2週間でミリオンセラーとなりました。1995年に年間シングルチャートで10位を獲得、B’zは1991年から5年連続でトップ10入りを果たしました。
2.B’zの全シングルの中で、12thシングル「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」に次ぐ歴代2位の売上げ。
3.初披露は1995年のライブツアー「B’z LIVE-GYM Pleasure ’95 BUZZ!!」でした。同ライブツアーにおいて稲葉さんがヴァンパイアの衣装で登場し、高さ数十メートルのセットの高台からダイブするという、なかなか過激な演出のためにLOVE PHANTOMのオリジナル楽曲は制作されたのが「LOVE PHANTOM」の始まりです。当初はアルバム、Riskyに収録されている「VAMPIRE WOMAN」にこの演出が割り当てられていたようですが、新しく曲を制作しようということで本曲の制作に至ったそうです。
そんなわけで歌詞の世界観も、フランケンシュタインやドラキュラなど西洋の幽霊的な、日常的でない主人公の恋をイメージして作詞したという経緯があるそうです。松本さんによるとライブ用に作った曲のため当初はシングルにするつもりは全くなく シングルとして形になる前は「(演出用だったので)メロディが2つしか出てこない簡単な曲」と当時の会報では評されています(by ウィキペディア)。
ちなみに上記のダイブは強くファンの心に刻み込まれ、「LOVE PHANTOM」のダイブ演出はその後も2回も再演されることになったそうです。
4.シングルのジャケットの写真は、アップで撮影された目の中にB’zの二人が映っているというデザインになっています。
これは、『インタビュー ウィズ バンパイア』や『ドラキュラ』などの怪奇やゴースト系の映画からインスピレーションを得たメンバーからの”ビジュアルの世界観からロゴも含めてイメージを膨らませてほしい”という意向を反映させたものらしいです。
さらにですが、実はHINOTORIという、LOVE PHANTOMと同じ世界、同じ人物像が歌詞になっている楽曲が存在します。
2018年に行われた「B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-」、このライブの名前にもなっているHINOTORIはライブ中に演奏された「LOVE PHANTOM」の間奏で演奏されるという特殊な構成となりました。
松本さんは前々から「LOVE PHANTOM」の続編をつくりたいと考えていたらしく、そこで2018年にお披露目となったのが「HINOTORI」だった、ということです。
稲葉さんは「LOVE PHANTOM」は男性目線、「HINOTORI」は女性目線で、時間軸としては同時進行しているイメージだと語っています。
LOVE PHANTOMはB’zの楽曲のなかでも非常に有名な方だと思いますがHINOTORIについてはあまり知られていないのではないでしょうか? 当ブログでもいつかHINOTORIの解説はしていきたいと思っていますのでその時は是非見て行ってください!
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