これは不倫を歌った歌なのか、、、否!
非常に有名な楽曲なので僕の他にも多くの方が解釈をしていますが、その中でも不倫の歌であると示唆をよく見かけます。確かに曲の雰囲気や全体の感じをくみ取るとそのようにも捉えてしまえるかもしれません(そして初期のB’zの歌には不倫がテーマの楽曲も多い、Never let you go、Stardust train、赤い陽炎、闇の雨、春、、、みんな不倫の歌です)が、よくよく歌詞をみてみるとそのポイントを判断できそうな箇所は”二人違う場所でしか 叶わぬ夢を持ってるから”しか見当たらないかと思います。
「夢」というのは皆さんもご存じの通りとても強い言葉で、歌詞においては多くの努力や犠牲を払ってでも叶えたい、とか長い間大切にしている思い、だったりします。そんな大切な思いが「今ある不倫関係をやめて本妻や旦那と幸せな生活に戻ること」なんでしょうか。僕はそのような事を「夢」と呼ぶ事に相当な違和感を覚えてしまい、どうしてもこの歌が不倫の歌とは捉えられないんです。それならば二人とも大切な人生の目的、情熱を傾けられる仕事や自分自身でやり遂げたいことを「夢」とする方が自然かなあ、と考えています。皆さんはどのように思いますか?
まさかの解釈
ちょっと思っていること、それはまさかの「春」(7th オリジナルアルバム「The 7th Blues」に収録)につながっているという説ですね。まあまさかとは思うんですけど、ある程度歌詞のもとが稲葉さんの実体験がベースになっているであろうと思うんですが、それでもラブソングの数だけ恋している(!)わけじゃないと思うんですよね、いくら彼がプレイボーイだとしても。となるとワンチャンかぶってもおかしくないのかな、と。
「もう一度キスしたかった」は夏、秋、冬と季節が変わっていきますが、次は当然「春」がきます。「春」の歌詞では状況として”少しだけ春が近づいている気配はするけれど”とまだ春を待っている時期でしたね。「春」の歌詞でもやはり二人で最後のひと時を過ごしますが、そのあと彼女は”何度か手を振って路地を曲がる”とありました。
「もう一度キスしたかった」では車に乗り込んでその後に去っていくことが予想されますが、もしタクシーなら”何度か手を振って路地を曲がる”という展開もなくはありません。「春」の”奪う勇気を捨てた者たち”という歌詞から、不倫であった恋を想像させていますが、「奪う」対象を「相手」そのものではなく、「相手が望んでいる夢」に置き換えた場合、、、「春」の解釈に不倫を当てはめる必要もなくなります。
とすればまさに「もう一度キスしたかった」と同じ状況です。
ん~~~ これはまさか!?
まあ本当のところはわかりません。ただこんなパラレルを想像するのは結構おもしろいのではないでしょうか? 皆さんはどう思いますか? 「春」の解釈も私らーきい、やっておりますのでよろしければこちらからのぞいていってください! ご意見あれば是非コメント欄にいただけると嬉しいです。
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