2番メロ
上記の通り刺激的な毎日を送っている主人公、主人公に”転がり込まれ”た「君」。ってなわけで二人の生活に毎日のルーティンやマンネリはなさそうです。それなのに「君」ったら誰に言っているのか知らないけど「毎日同じよ」だなんて、、
ふとした拍子に気づいたんだ、そんな普通とは大分ハズレてしまっている生活に僕も君も慣れてしまって、僕たちの心はその事自体普通だと思っている。これじゃじっくりお互いを分かり合うなんて、到底ムリ、、、、 そんな心境でしょうか。
2番サビ&間奏
またBlowにかけた「風」が出てきます、不安定と刺激、そんな向い風を受けるような毎日の中で主人公は「君」の美しさに見惚れます。「形のない答え」とはまだまだ目標を模索しているということでしょうか、定まらない自分達の理想を求めて果てしない旅をしている、それが主人公の心境なのでしょう。
ラストサビ
全体のメッセージとしては何か困難に立ち向かう若者(若者でなくてもいいかもしれないですが)に対し、「臆することなくがむしゃらにでも精一杯やってみな、そして迷えるだけ迷っとけ!」みたいなことを伝えてる楽曲のかなあ、と思うんです。
同じでない毎日、降り注ぐ挑戦や課題、そんな向かい風を受けて堂々と立ち上り、最後の終着点はまだ見えないこの旅を続けていくことを示唆しています。何があるのかわからないその旅に不安を抱えながらも新たな刺激を受けながら突き進んでいるような気概を感じますね。全編を通し、「不安定と刺激=風」が歌の背景に感じられます。そしてとてつもないエネルギーでしょうか。
すっごく個人的な感想ですがサビの歌詞からは僕自身が若い時に感じていたような挑戦、そして不安、甘酸っぱいような異性との関係、そんな自分からは少し前に過ぎ去ってしまったような青春の時をすごく感じる歌詞なんですよね。
多くの若者はこんな挑戦を感じる時間を過ごすんじゃないかと思うんです。ひとつひとつのワードにときめきが感じられます。個人的な経験ですが自分が苦しい挑戦をしている時にみた彼女の眼差しは確かに「痺れるような」瞳だったんですよ。
浮ついた気持ちで行動して、結局彼女のもとに戻っていって、確かにまるで不安の中で踊っていたかのよう。間違った目標や自分の中で立ちいかないような夢に向かってしまうことも若い頃ってあると思います。そしてもちろん、あっさりつまずくことも。
なんでしょう、そんな新しい人たちの弾けるような感情や生活を刺激的な歌詞にして素晴らしいメロディーに乗せた曲、これがこのBLOWIN’の真骨頂だと解釈しています。
この歌はもちろん特定の誰かの物語ではありません、まだ少しバブルの余韻が残る当時の日本でふとしたきっかけで深い仲になったカップル、遊びたくて刺激がほしいばかりの男女が沢山いたことでしょう。
そういったカップルの心境を軽快なメロディーの乗せて送り出した楽曲がこのBLOWIN’なのではないでしょうか。多くの若者がこの曲を聴き、共感したんじゃないかなあと思います。
終わりに
僕が学生の頃にこの曲を聞いてた時は”We’re dancin’ in the reservation”の意味を”予約の中で踊っている”という訳しかできず「どういうことだ!!?」と常に思っていました、、、、
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