B’z 楽曲レビュー #1/ love me, I love you 歌詞の意味を独自に解釈&解説!

B'z 楽曲レビュー

2番メロ “都合いいものだけ引っ張り出して~”

自分自身を第三者的な視点から話しかけるような歌詞が続きます。

主人公はおそらく日頃から”自分に都合のいいように理屈をこねて、不都合なことは他人になすりつけてしまう”ような人物なのかもしれません。

しかしどんなに自分にいい事ばかりあるように事を運ぼうとしても、生きてればやりたくないことが付いて回ります。

逃げ回っていてはダメだよ。全部はやらなくてもいいよ、でも消去法使って残ったやつくらいは最低限やってみようぜ?
あとはまあ、なんとかなる、、、そうだろ? そう言い聞かせているんですね。

2番サビ ”Love me ~”

怒っちゃダメだよ、「愛する」ならしっかり怒らずに冷静に、大人の余裕で振舞うんだ。

それでもカッと来たなら、じっとしてないでもう踊って紛らわそうぜ! という意味だと思います。

人生にはいいことよりもむしろ自分に都合が悪いことの方がたくさん起こるものです。そんな中で「運が悪かった」だなんて考えずに「これも今後の人生の糧」くらいに考えて前向きに生きていければ儲けもんでしょう。

自分の身に起こることを全部コントロールするなんてことはできません。でも”もうこの結果は全部自分のせいなんです”って言いながら、自分の人生には自分で責任もつことで意外にも道が開けてくるものじゃないですか?

カッとするようなことも言われるでしょう、ピリピリしてしまうような攻撃を受けることもあるでしょう。でも受け流したり、受け止めたり、大人の余裕でさばいていくんです。

全部真正面から受けきらなくいいよ、そのうちまあ、なんとかなる、、、もうちょっと気楽にやってみたら?、そんな風に聞こえます。でもそれができるのも自分への、そして周囲への「愛」を出せるからなんですよね。

ラストサビ ”Love me けちってないで ~”

ケチってないで、もっと自分自身を見つめて愛してみようぜ

自分自身でその気持ちを認めて、自分を抱きしめてあげられたなら必ず「愛」、もっと出せるよ

”Let’s give it away”はそんなのあげちゃえよ、という意味です。ここでいうitは愛のことでしょう

周りのものや人をけなすなんてネガティブな事はやめて、なんでもかんでも誉めてみようよ、まさに愛を外に向けて実践するんだ。

そう、周りと素晴らしい関係を築いていくためには悪い所にケチをつけることじゃない、いい所見つけて誠心誠意褒めてあげることです。たとえ欠点があっても受けて入れてあげる、それも愛ですよね。

そして”なんちゅうLOVE!”に到達する心境、、、、本当に心の芯から満足したいんだったら本気で今「愛」をたくさん振りまこうぜ!

この楽曲は強烈に周りへの愛、そしてそれを実践させるための前提となる自己への愛を歌った名曲です。

愛とはまず先んじて与えるもの、そしてそれをきちんと相手に伝える事なんです。自分は愛さない、でも他人から愛は与えてもらえない、そしてそれが不満、、、そんなループを断ち切るのは自分自身が主体的に、まずはじめに愛することに他なりません。

意外と気づかないかもしれませんが、まず自分が行動しなければ何も望むことは基本的には起こらないんです。

この歌は「愛がほしいなら、まず愛を与えよ」というメッセージだと解釈しています。タイトルの”love me, I love you”ですが直訳は”俺を愛してくれ、俺はお前を愛している”です。もちろん友達や恋人に向けた愛のセリフとも取れますが、ここまでの解釈を踏まえればここでいう”俺”も”お前”も”自分自身”を指している、つまり自分がもう一人の自分自身へと語りかけているようにも取れます。

まとめると「気持ちよくなる=充実した人生を生きる」ようになりたいなら「自分で自分を愛し、人のせいにせず、そして先ず自分から他人を愛せよ!」というB’zの強烈なメッセージを感じる一曲でした。

ユニークなPVからもそんな周りの人たちへの愛へ愛を発すること、そんな隣人愛、人生愛の大切さをうまく表現していると思います。ここまでこの曲に人気が出たのもこんな誰にとっても重要で普遍的なメッセージを含んでいるからではないでしょうか。

以上はブログ主による独自解釈ですのでもちろん別のとらえ方をされる方もいるかと思います。本来の意味とは全然違うのかもしれませんが一つの解釈として受け取っていただければと思います!

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